APEX – ギター専用モデル– ギタリストの心に、最も近いシールドケーブル –

ハンダの量をAPEX専用にチューニング

使用するハンダの量をスタンダードモデルに比べて約10%減で調節。バンドアンサンブルでぶつかる事の多い300Hz以下を整える事で、最適な低域をアンプに伝えます。

出口側ジャック付近にスタビライザーを搭載

2013年に、APEXのサウンドをデザインする為にに開発された、NUDE CABLEオリジナルの技術です。
50Hz以下の超低域をコントロール。不要な倍音の発生を抑える事で、ギターサウンドらしいミッドレンジの充実度がアップ。抜群の音抜けと存在感を両立します。

入力ジャックはNEUTRIKゴールドメッキ仕様

超高域が優しくロールオフする、ゴールドメッキジャックの特性を、ケーブルのイコライジングに利用。ギターサウンドに求められる艶と漲りのあるミッドレンジ、リアPUでの太さ、キレの良いコードトーンなど、ギタリストが求めるポイントにリーチします。

鮎川誠様（シーナ＆ロケッツ）

「10m超の長さでも5mレベルの音抜けとレスポンスのケーブルを作ってください」
7mのスタンダードモデルを気に入って頂けた鮎川さんから頂いたオーダーは、このようなものでした。

当時の私たちの技術では、7mを超えた場合の音密度の低下、レスポンスの遅延感などをクリア出来ませんでした。
その後は夜な夜な、様々な実験を繰り返しました。組み立てる前のケーブルエージングや、ジャックなどのパーツ類への静電気対策に始まり、ハンダの調合、使用する量やこての温度など、今では信じられないほどのテストを繰り返し、約３ヶ月を要してプロトタイプを完成する事が出来ました。

その後、光村達哉氏をはじめとした幾名ものギタリストの協力を頂き、大小様々なキャパシティの会場にてテストを実施しました。大音量のライブ会場での使用は、やはりスタジオでは発見出来なかった問題を否応無く突きつけてきました。ダイナミックレンジを狭めるコンプ感、太さと見分けがつかなかった低音の回り込み、それによるキレの悪化。そしてレスポンスの低下による演奏フィーリングの問題などを、気の遠くなるようなテストを経て、ひとつずつクリアしました。また現在ではNUDE CABLEの様々なモデルに使われている「スタビライザー」を始めとする新たな技術もAPEXの開発の際に開発。NUDE CABLEの大きなターニングポイントとなる研究が幾つも行われました。
そして生まれたプロトタイプを、1,000人を超えるキャパシティのライブ会場でも使用し、「10mでも衰えないレスポンスと密度」という目標に対し、私たちの想像を超えた結果を出すことに成功しました。

その後、鮎川様にお渡ししたケーブルは、2013年から今でも変わらずにソウルフルなサウンドを伝えております。
　
スタンダードモデルに対して低音域の安定感がソリッドに締まり、ギタリストが「気持ち良い」と感じるミッド感、張り、押し出し感が特徴の素晴らしいモデルが完成しました。
もちろんピッキングレスポンス、スピード感、挙動に対しての追従性の良さというNUDE CABLEの美点は引き継いでおります。

もしギターサウンドでお悩みでしたら、ぜひ一度、この「APEXモデル」にあなたのプレイを委ねてください。
きっと「ギターが好きだ」という原点に戻る事ができると願っております。

NUDE CABLE® APEX モデルをベースに、あなただけの特別仕様をお作りします。